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病気と医療
ここでは、私(アイデアグッズ倶楽部管理者)の3年間の闘病記というか、体調不良状態の体験記を基にして、現代の医療体制の矛盾点、ウィークポイントを語らせていただきます。
一見、このサイトのテーマであるアイデア商品とは何の関係もなさそうですが、よく考えてみると医療・医術そのものがアイデアの宝庫であり、病気を治療する行為自体が人間そのものをアイデア商品化した発想であると感じたからこそ、このコーナーの1ページとさせていただく次第であります。
単純に、最先端の医療機器や人工臓器などをとってみても、医療は、まさに究極のアイデア商品と言っても過言ではないと思います。
しかしながら、医療をアイデア商品と見なした場合、当サイトのメインテーマである「アイデア商品による生活便利の体感」を実現できているかどうかについては、いささか疑問が残る点があります。
そこで、当サイトを閲覧していだいている皆様に少しでもお役に立てれば・・・、また医療関係の仕事に従事する方々に少しでも参考になれば・・・と思い、私がアイデア商品を分析するような感覚で語らせていただきたいと思います。以下については、あくまで私個人の体験を下にした考えであり、医者や病院に対する抵抗意識を表しているものではありません。
ただ、一般庶民の方々が陥りやすい現代医学・医療に対しての警鐘となれば幸いだと思い私個人の意見を述べさせていただきます。
なお、ここに記す内容については、決して医学や医療を否定するものではないことを申し添えいたします。アイデア商品の開発・改良と同様にさらなる進歩を期待しての内容であると御理解お願いいたします。
原因不明の不調〜いつまでたっても回復しない不快感
約3年前のある朝、私は原因不明の頭痛と吐き気、めまい、全身麻痺による身体硬直状態により起き上がることができませんでした。苦しさの中、私の頭によぎったのは脳梗塞・・・。もしかしたら、これにて人生が終わりかもという恐怖心が症状をさらに悪化させました。全身の冷や汗と冷たいアイスを食べた時のような頭痛が止むことなく続きました。
たまたま、母親が飲んでいた市販の頭痛薬があったので、ワラをもつかむ思いで飲み込みました。しばらくして、頭痛薬が効いてきたのか、意識が正常になり、やっと正気にもどりました。
その後、起き上がれないようなことはありませんでしたが、頭痛と吐き気は毎日のように続いたのです。
とりあえず、総合病院の脳神経外科へ行ってCTスキャンによる脳の精密検査を受けました。結果、異常なし・・・。そんなばかな、これだけ具合の悪いのに・・・。診断に納得のいかず、というか何日しても頭痛と吐き気が治まらない状態であったため、何箇所か病院を回りました。CT、MRI、血液検査・・・。ありとあらゆる検査をしたのですが、どれも異常なし。
ついに、私は精神科のお世話になることになりました。診断は「うつ」による自立神経失調症状・・・。とりあえず、精神安定剤と抗うつ薬を飲むことにより症状が軽減しました。
そうか、ストレスによるものだったのか・・・。ちょっと仕事も忙しかったからな・・・。半信半疑のまま、自分の病名が確定したことにちょっと安心しました。
と同時に、どうやって直そうか・・・という病気と戦う決心もつきました。薬で症状を緩和している間、少しづつ「うつ」に対する研究を重ね、評判のよい病院へも何度となく通院しました。
ところが、いつまでたっても症状は回復せず、むしろ悪化しているような気がしてきました。薬に対する依存性も増し、飲めば飲むほど薬の効き目が悪くなってきました。これは、まずいと思い断薬にチャレンジしましたが、何度やっても失敗・・・。その度に死ぬほどの苦しみを味わいました。
誤診ではないだろうか?
私は、病院を何箇所か歩くうちに、こんな疑問がわいてきました。というのは、何箇所か病院を回るうちにいろいろな病名が付いたことです。「うつ」、「パニック障害」、「統合失調症」・・・どれもこれも自立神経系の異常に関するものばかり。
ところが、自立神経失調状態は、体のどこかの部位の異常からも起こる症状なのです。単なる風邪をひいた時でさえ、起こりうる症状です。
頭痛、めまい、吐き気・・・誰でも少なからず経験したことがある症状だと思います。私の場合、それが慢性化しただけのこと・・・そう思うようになりました。
神経系の病気は血液検査やレントゲン・CT・MRIなど精密検査では絶対わかりません。診断は10分程度の問診だけ・・・。誰しもが、精密検査で異常がなかった場合、これらの病名がついてしまいます。そして、精神安定剤、抗うつ剤、鎮痛剤など薬づけになってしまいます。
いつも、病院は患者で「満員御礼」状態・・・。これは、評判がよい医者がいるからではありません。いつまでたっても全快しないからです。それもそのはず、患者は薬ほしさに果てしなく通院を続けるからです。悪く言えば、覚醒剤の虜になってしまった人とまったく同じ状態なのです。
症状の根本原因は何か?
ある時、インターネットで自立神経についての検索をしているうちに、思わぬサイトに出くわしました。サイト名を紹介したいところですが、いろいろな掲示板に書き込まれている記事を読むとかなり胡散臭いサイトであり、私自身もかなり怪しいと思える点があるため、あえて紹介はいたしません。
しかし、そのサイトに記述されている内容には非常に興味深いものがありました。要約すると「自立神経失調症などというものは存在しない。人間には生まれつきストレス耐性というものがあり、ストレスで精神を病むなどということは皆無に等しい。自立神経失調症のほとんどは頚椎捻挫によるものである。」というものです。
私は、この理論はあながち間違っていないと思っています。ただ、そのサイトで紹介する治療法に問題があったため、誹謗中傷が多かったのだと受け止めています。
名医と出会う確立は100分の1?
そうこうしているうちに、上記の理論を裏づけるようなことが、私の身に起こりました。最近、ちょっと話題になった「脳髄液低下症」の検診のため(私の症状に酷似していたため検診を受けてみました。)、ある大学病院で脳のMRI画像を撮影する際に、担当医師に頚部(首)のMRIも撮るようにと言われました。
首自体に直接の痛みはなかったので、また金儲け主義の医者か・・・と疑いを持ちました。ところが、MRI画像により映し出された私の病症は頭部ではなく、頚部(首)にあったのです。それは、頚椎椎間板ヘルニアという診断でした。私がMRI画像を見てもわかるほどに、椎間板が突出し、隣接する脊髄の神経束を圧迫していました。
今まで何箇所かの整形外科医院へも行ったのですが、誰一人として私の病気を見抜けなかったのに…。(個人経営の整形外科のほとんどはレントゲンしかありません。椎間板はレントゲンには映らないからでした。)ともあれ、私の病について見事見抜いていただいたH先生には大変感謝しております。しかし、初めて名医と呼べる医師と出会えた喜びと同時に、100件以上のドクターショッピングをしなければ、この程度の病気が発見できなかったことへの怒りと医療制度の問題点を痛感しました。人の体を総合的に見ることができない医者が数多いというか、これが現代の10分診療の限界なのかもしれません。
ドクター選びのポイント(患者が医者を選ぶ時代)
私の例でわかるように、患者の症状などから的確に病気を発見できる医者は限りなく少ないと思われます。国では高騰している保険料の関係上、多受診(いわゆるドクターショッピング)を推奨していません。しかし、ちょっと大げさかもしれませんが、本当に自分の体というものを大切にするならば、絶対に1人の医者に診断を委ねるべきではないと思います。医療費はかかるかもしれませんが、何箇所かの病院を歩いてみるべきです。何人かの診断を受け、自らが総合的に判断した上で主治医を選ぶべきだと思います。患者自らが医者を選ぶ時代なのです。言うまでもなく、お金よりも命や健康の方が大切ですから・・・。
既に海外では「セカンドオピニオン」という概念が定着し、主治医以外の医者の診察も重視する傾向にあります。残念ながら、日本では、まだまだこの制度というか慣習は普及していません。医者は、他の医者を紹介するような行為は、より精密検査が必要だったり、患者の通院が極めて不便だったりする場合以外は、よほどのことがない限りしないものです。特に個人医院の場合は、一度つかんだ患者(お客)は絶対手放さない傾向にあるようです。
中には、再診率が高いことを自慢している病院もあることは、とても残念なことだと思っています。再診率が高いということは、好意的にとらえれば、患者が名医と認めた上で頼りにしてくるということも考えられますが、逆を考えると、何度通院しても直らない・・・つまりヤブ医者だとも考えられます。もしかしたら、病気の根本治療をせず、薬などで対処療法のみで患者離れを食い止めているいるのかもしれません。こうなると、もはや商売ですね…。異常に混雑している医院は要注意です。
また、原因不明の症状について、十分な検査をせず、ストレスとか精神的な病として診断してしまうような医者はヤブだと思って間違いないです。もちろん、神経を病んでいる患者が数多くいることは否定できませんが、もっと物理的な原因により神経症状が現れていることの方がずっと多いのです。医者を変えて違った角度から検査・診断を受けてみましょう。
医者も人の子であり、神様ではありません・・・。誤診はつきものと思っていた方が賢明だと思います。
本当の名医は自分自身か!?
最後に、数々のドクターショッピングを行ってきて私自身が感じたことは、自分自身が一番の名医ではないかということです。今やインターネットを始めとした情報媒体のおかげで、病気に対する知識と情報は真剣に勉強する気になれば、いくらでも学ぶことができます。症状から始まって、治療法、薬の効果や副作用などなど…。
机上だけの知識を身につけている医者よりも、実際に症状をかかえた患者の方が、何とか症状を改善しようという真剣さがあります。一生懸命に医学書やインターネットで調べたり、少しでも症状を改善できたり軽減できる方法を身をもって実施するからです。自分自身の生命にかかわることなので、この真剣さと言えば受験勉強など比較にならないほどです。
致命的な病気でなければ、自分の力で直してしまった人もいるほどです。(食事療法・運動療法などにより治ってしまう病気の場合ですが…。)
私などは、特に脳と神経系・骨や筋肉などについての医学的知識に関しては、そこら辺のヤブ医者よりずっと詳しくなってしまいました。今となっては、医者にかかった時、ヤブ医者か否かの判断、もしくは医者のレベルを判定できるようになってしまいました。
医者にとっては、いやな患者ですよね…。問診の際には、医者の知識を試すかのように専門用語を並べ立てて説明するからです。これに戸惑ったり、あやふやな診察をしたら医者としてアウトです。その時には即、医者を変えるべきですね。
こんなことを繰り返しているうちに、私のように、きっといつかは名医と出会い、その時こそ改善の糸口が見えてくるはずです。決して、あきらめてはいけません…!
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